今回の記事では、『女性向け風俗の歴史』の授業にしようと思います。
出張ホストはどういう形を辿り今のようなサービスになったのでしょうか?
実は女性向け風俗ではないのですが男性が性行為を商品として提供するサービスは、室町時代から存在していました。
といってもこの時は、男性が男性相手に性交渉をする(現代で言うところの売り専)なのですが…
これを「売色衆道」と言います。
男性が女性の相手になるサービスは江戸時代に入ってから始まりました。
「陰間茶屋(関東)」、「若衆茶屋(関西)」という名称で呼ばれていたそのサービスは、男性女性問わず男性を買うことができました。
料金も高く、庶民には到底手の出せないサービスだったらしく、主な利用者は、宮廷女中、未亡人などに限定されていたそうです。
そして時は進み2013年、中国・・・・
経済発展が急激に進み、女性もキャリアウーマン化に成功。
女性の所得の向上に伴い、中国では「レンタル彼氏」業が誕生しました。
ここで初めて、日本でも馴染みのあるレンタル彼氏というサービスが誕生しました。
*レンタル彼氏… 性交渉を伴わないサービスのことを指します。
そして日本に渡り、出張ホストやレンタル彼氏業として定着していきました。
またこのような説も有ります。
携帯電話の普及により、ホスト個人がやり取りをして女性に料金を支払って頂く形で男性がご奉仕をするサービスが生まれてきました。
しかし、個人になると指名のスッポカシが問題化。キャンセル料なども払ってもらえないので個人での営業はとても大変でした。
事前振り込み制にすると、自分の銀行口座にお金が振り込まれるため税務署からの税務調査の対象にもなります。そこで、個人がお店に在籍することでそのような問題を対処する方法がとられました。それが「出張ホスト」の始まりです。
2013年に中国で「レンタル彼氏」業が開始されたとお伝えしました。
2014年には、日本で一番大きい女性向け性風俗店情報サイト『Kaikan』がサービスを開始。月間アクセス数が4万pvに。
2016年には、28歳の処女が女性向け風俗デビューを果たすまでを描いた実録コミック『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』が18万部を超える大ヒットとなりました。
2017年には、『Kaikan』の月間アクセス数が30万pvとなり、女性向け風俗業界の市場規模が年々増加していくことがわかります。
女性向け性風俗の歴史は、様々な変化を今やもたらしています。
レンタル彼氏や出張ホスト業に留まらず、添い寝屋、性感マッサージ、レンタル執事、レズビアン風俗など進化を遂げています。
今では、AmebaTVなどにも特集されるほど女性向け風俗の業界は社会に認知されていきました。